看護ムーミン

看護師のこと

医師不足の地方を看護師が救う日

現代の日本では、首都圏や大都市部に医者が集中しているため田舎の地方に行くと無医村などが目立ちます。

この問題は日本だけでなく海外のアメリカやオーストラリアやカナダなどでも発生しています。

そこで解決策として海外の国ではNP(診療看護師)の制度を導入しました。

知っての通り本来看護師の業務範囲では診察をし、診断を下すことはできません。

しかし大学卒業後、一定期間を大学院で学び修士号もしくは博士号を特定の分野で獲得するとほぼ医師と同等の行為が出来るNPのライセンスを取得することが出来ます。

NPはアメリカで医師不足や診療費の削減を目指して導入された制度であり現在では様々な国で導入が進んでいます。

一方で医師不足で悩む日本にもこの制度が導入されるかと思いきや、医師会が猛反対したため導入が進んでいないのが現実です。

もしこの制度が導入されてしまいプライマリーケアが看護師の職業になってしまえば当然のことながら医師の職業領域を壊してしまう事にもなります。

しかし現実問題として、診察を受けれない人がいるのでお互いの主張をやめて患者の利益を優先して考える必要があるのかもしれません。

こうやって考えると衣料の動きは速いので、看護師もハイレベルな知識を求められて診察が出来る時代がすぐに来るかもしれませんね。