看護ムーミン

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バブル時代に思うこと

先日の日曜日、買い物へ出掛けました。スーパーで安い食材を買いだめして、帰り際に、気分転換に古本でも読もうかと思い古本屋で50円の文庫本を、買いました。近頃は、節約するのも大変です。



ところで、最近テレビを見ていると、バブルの頃を思い起こすことが増えました。というのも、その時代に流行った出で立ちをしたお笑いタレントや、その時代だけ活躍した俳優さんが再び脚光を浴びているからです。私もバブル時代を経験している人間なので、思わず画面を見入ってしまいます。



今思い起こせば、その頃は確かに明るい時代でした。派手な格好をした人も多かったし、酒場も今よりだいぶ賑わっていたと思います。私も、よく飲みに連れて行かれたり、ディスコに付き合わされたりしたものです。



でも、バブルっていったい何だったのでしょうか? 確かにその頃の未来は明るく見えました。しかしながら、私たち一般人は、バブルの恩恵を受けたという印象はそれほど残っていないのです。むしろ、派手なことに付き合わされて迷惑だったくらいで、今のほうがよほど生きやすいように感じます。

よく若い人に、「バブル時代を生きられて良いですよね~」と言われますが、本当のバブルを味わった人などはごく一部で、私たちはその雰囲気をただ共有していたに過ぎません。



たまに、あの頃に味わった高級料理を思い起こすこともありますが、これからは、時代に流されること無く頑張りたいと、願うばかりであります。