看護ムーミン

看護師のこと

新人看護師さんの苦労

看護師さんは看護業務という様々な業務があります。
ただ血圧や体温を測っている事がメインに考えられていますが、簡単なものから難しいものや専門的なものまであります。」

注射や服薬業務については医療的に見えますが、あまり見ないような行為もあります。

患者さんとお話をすることも大切な業務です。その人の性格を見て話をしなければいけませんし、あまり大声で笑ったり、反対に暗くするような話もできませんので考えて話をしなければいけません。

若い看護師さんたちは業務よりも話に夢中になりすぎて、上司の看護師さんに指導を受けることもあります。そのようないろいろな業務を行う看護師さん達ですが、必ず看護学校を卒業してきます。

寮生活や家から学校に通い看護に関する勉強をするのですが、看護の勉強の半分くらいは実習にての勉強です。これも大切な勉学の場です。

この時、いろいろな看護に関する基本を学びます。初めての体験もたくさんするわけです。

血液を見ることもありますし、注射を実習する機会もあります。

汚く感じるでしょうが、小便や大便を掃除しなければいけない事もあります。

特に手術病棟での実習中はいろいろな手術を見学する事にもなります。
手術中に気分が悪くなり、倒れたり座り込む学生も男女関係なく多くいます。

一日の実習が終わり、家や寮に帰ってくると食事を摂るのですが、大体は家族や寮では食堂の担当者(おばさん達)が作ってくれています。

そのような時(手術病棟実習など)に限って鶏のから揚げだったり、カレーライスだったりして苦しい目に遭います。思い出してしまうのです。

家族や食堂の人達は知らないので悪気はありませんが、当の本人たちにとっては大変で、学生はそこを通りこさなければいけません。笑い話に聞こえますが、これが現実です。

そこを通って看護師になってきますので我々が知らない体験をして看護師になってきています。
看護師さんは大変な仕事です。